熱中症に気をつけよう!
暑さにもかかわらず多くの皆様の利用があり大変嬉しいことですが、体育館の暑さはかなりのものなのです…。
特に締め切って行うスポーツ(卓球やバドミントンなど)だと、室温・湿度が上昇します。
熱中症の発生には気温・湿度・風速・直射日光などが関係します。同じ気温でも湿度が高いと危険性が高くなるので、注意が必要です。

熱中症とは?
 熱中症とは、体の中と外の”あつさ”によって引き起こされる様々な体の不調であり、専門的にいうと
『暑熱環境下にさらされる・あるいは運動などによってからだの中でたくさんの熱を作るような条件下にあった者が発症し、
体温を維持するための生理的な反応により生じた失調状態から、全身の臓器不全に至るまでの連続的な病態』
とされています。
簡単に言うと、読んで字のとおり、『熱に中る(あたる)』という意味をもっています。

 熱中症というと、夏の炎天下や暑い環境で起こるものという概念がありますが、スポーツ中や活動中においてはそうとも限りません。
体内の筋肉から大量の熱を発生することや、大量の汗を発汗することでの脱水症状などの影響により、寒い環境の下でも
発生しうるものなのです。
熱中症のタイプ
熱失神 血圧の低下、脳血流が減少して起こります。めまい、失神などがみられる。顔面蒼白となり脈が早くて弱くなる
熱疲労 脱水症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などがみられる。
熱けいれん 水分補給(水だけを飲んでいる場合)により血液の塩分濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こる。
熱射病 体温の上昇で意識障害(応答が鈍い・言語がおかしい・意識がない)が起こる。死亡率が高い。
熱中症予防の8ヶ条
知って防ごう熱中症 どのような時に熱中症になるのか、知ってるのと、知らないのでは自分自身の心構えや、準備も違います。
『備えあれば憂い無し』といいますので!
暑いとき、無理な
運動は事故のもと
熱中症の発生には、気温・湿度・風速・輻射熱(直射日光など)が関係します。暑いところで無理に運動しても効果は上がりません。環境条件に応じた運動・休息・水分補給の計画が必要です。
急な暑さに要注意 梅雨の合間に突然気温が上昇した日や梅雨明けの蒸し暑い日、合宿の第1日目などには事故が起こりやすいので注意が必要です。急に暑くなったときは運動を軽減し、暑さに馴れるまでの数日間は、短時間の軽い運動から徐々に増やしていくようにしましょう。
失った水と塩分を
取り戻そう
汗をかいた分だけ水分補給が必要です。のどが乾いてからでは脱水症状が始まっています。こまめな水分補給だけでなく汗で失われた塩分補給も大切です。水分の補給には0.1〜0.2%程度の食塩水が適当です
体重で知ろう
健康と汗の量
毎朝起床時に体重を計り、運動後の体重測定で汗の量を確認しましょう。体重の3%の水分が失われると運動能力や体温調節能力が低下します。
薄着ルックで
さわやかに
体温を上げすぎないように暑い時は軽装にしましょう。屋外で直射日光が当たる場合は帽子などを使用し、防具をつけるスポーツは休憩時に衣服を緩め、できるだけ熱を逃がしましょう。
体調不良は事故のもと 体調が悪いと体温調節機能も低下します。疲労、発熱、かぜ、下痢など、体調の悪いときには無理に運動しないようにしましょう。
あわてるな、されど急ごう救急処置・119番 熱失神・熱疲労の場合 涼しい場所に運び、衣服を緩めて足を高くして寝かせ、水分補給をすれば通常は回復します。吐き気・嘔吐などで水分補給ができないときは、病院へ
熱けいれん 生理食塩水(0.9%)または、スポーツドリンクを補給すれば通常は回復します。
熱 射 病 死の危険性がある緊急事態です。体を冷やしながら集中治療ができる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、現場での処置が重要です。

現場での処置とは
寝かせる  ⇒足を高くして心臓に血液を送る
冷やす   ⇒首や脇の下、足の付け根など太い血管を氷で冷やす。
熱を逃がす⇒水をかけたり、濡れタオルをあてて扇ぐ。
意識の障害と体温が重要です。意識障害は軽いこともありますが、応答が鈍い、言動がおかしいなど
少しでも異常が見られるときには重症と考えて処置しましょう。


All raights reserved by Kawasaki City Sports Association.
このホームページに係る著作権、その他一切の権利は公益財団法人川崎市スポーツ協会に帰属します。